受給可否の説明の有無

社会保険労務士事務所に障害年金の申請代行を依頼する前の相談時には必ず確認しておきたいことがあります。それは、相談の段階で障害年金の申請が通る見込みがあるのかどうかという点です。障害年金問題を取り扱ってきた年数、申請件数、審査請求件数が豊富なところでは、だいたい判断することができるはずです。どういう場合に受給できる見込みがあり、どういう場合には支給されない可能性があるのか、的確な説明をしてくれるところに依頼しましょう。障害年金問題の経験年数が5年間以上ある、申請を500件以上行なっている、審査請求を100件以上しているところが望ましいです。

そのほか、障害年金の審査が通過するまでには少なくとも数ヶ月間を要することになります。一度だけやりとりするということではないため、気持ちよくお付き合いのできる社会保険労務士事務所に相談・依頼をしたいところです。何でも気軽に話せて的確なアドバイスをくれる、信頼のおける社会保険労務士であることに越したことはありません。そのほか、ネットで社会保険労務士事務所を探す場合には、対応エリアを確認しましょう。全国対応のところもありますが、○○を除く全国とされていることもあるため、自分の場合には対応エリアに含まれているのかチェックするのを忘れないようにしてください。

報酬は適切か

障害年金の申請代行を社会保険労務士事務所に依頼した場合には、費用がかかります。多くの人は、あまりお金をかけることなくお願いしたいと思うことでしょう。今はインターネット上に社会保険労務士事務所のホームページが開設されていますが、訪問してみると大きく無料相談や着手金無料といった形でお得感をアピールしているところが多いことがわかります。たしかに、相談が無料でできたり、申請代行の着手金が不要であったりするのは、少しでも費用負担を軽くしたいと思っている人にとってはありがたい話です。しかしながら、注意しなければいけないこともあります。

何に気をつけなければいけないのかというと、障害年金の受給が決まると成功報酬が発生します。無料相談や着手金無料に釣られて飛びついてしまうと、成功報酬が高いところではトータルの費用でお得ではないことがあります。さらに実費など、無料ではない費用があることは珍しくありません。安いところと高いところでは、10万円単位で総額費用に差が出ることもあるため、費用の内訳をしっかりと確認した上で相談し、正式に依頼することを決めましょう。また、費用に関することを含め、契約書にしっかり記載されていることを確認した上で契約を決めてください。

障害年金が得意分野か

社会保険労務士事務所は全国に多数あります。どこに相談しても同じと思い、近くの社会保険労務士事務所であればいいと、いい加減に決めるのは良くありません。もちろん、近いに越したことはありませんが、社会保険労務士には得意分野とそうでない分野があります。

たとえば弁護士では、相続問題が得意、離婚問題が得意、債務整理が得意といった具合に、弁護士によって得意分野が異なります。社会保険労務士も同じで、障害年金に関する問題が得意なところとそうでないところがあるのです。それでは、障害年金の問題を得意としているかどうかは、どのようなところに注目すれば良いのでしょうか。

この点に関してですが、障害年金問題を扱った年数や申請件数、審査請求の件数が参考になります。これらはすべて、多いに越したことはありません。なお、注意したいのは相談件数です。事務所のホームページなどには相談件数で公表されていることがありますが、相談件数に対して申請件数が非常に少ない事務所である可能性があり、実際には経験が不十分なことがあります。社会保険労務士事務所に障害年金の相談をするときには、上記の年数や申請件数、審査請求の件数について聞いて見ると良いでしょう。

社会保険労務士事務所に相談を

障害年金というのは、病気やケガによって日常生活や労働に一定の支障をきたしている人に対して支払われる公的年金のことです。実際に障害年金を受け取るためには加入要件、保険料納付要件、障害状態要件の全部で3種類の受給要件を満たしている必要があります。障害年金の手続きは年金事務所やお住まいの市区町村役場で行なうことが可能ですが、一般の方が自力で行なうには手続きがあまりに煩雑で、専門科の助けを借りなければ事実上困難とされています。現状で、障害年金申請を検討しているけれど、手続きが複雑でやりかたがわからないという悩みがある方もいるのではないでしょうか。

ほかにも、年金事務所などが近くになく、手続きをしに行くのが難しい、自分の症状で受給要件を満たしているのかどうかを知りたい、1回は申請してみたものの、書類の不備により受給にまでいたることができなかったなど、障害年金の申請に関する悩みを抱えている人は少なくないでしょう。一つでも思い当たることがあるという場合には、社会保険労務士事務所への相談を検討してみてください。社会保険労務士の力を借りることによって、上記のような問題は解決しますし、障害年金の申請代行をお願いすることも可能です。なお、このサイトでは、障害年金の申請代行をする社会保険労務士事務所を選ぶ際のポイントをまとめています。申請を検討している人は、相談先を決めるための参考情報としてお役立ていただければ幸いです。